眠れるラプンツェル

眠れるラプンツェル (角川文庫)

眠れるラプンツェル (角川文庫)

ここのところずっとドラクエ三昧だったので、本当に久しぶりに本を読んだ…。 とある専業主婦の、くだらない日常と、そこに侵食した非日常、そしてバランスが崩れていく、っていう感じの本。本当に山本さんの書く主人公は魅力がない。夢もなくて目標もなくて信念もなくて、死んだように生きるひとが多い。結局のところまるで共感できない。だから、最後まで読めるのかなあ。エンディングには少し上がるけど、それでもたいした事はない。でも、だから面白いのかもなあ。