20091219 ARKZ-2 Contiguous Parallel : duo × 2 + quartet @ 江古田 cafe flying teapot

ふらーふらーとお邪魔してきました。ライブ行って来たっていうより、ほんと「おじゃましまーす」って感じ(笑) 江古田って学生街なんだね、音大あるせいか楽器ケース抱えてるひとが多かった。古い商店街的な雰囲気の街だった。でも賑やかな感じでもなくてこういうところ住みたいなあ、なんて思いました。本日の場所はカフェでした。学生さんの作品かな?壁に色々展示してありました。本もたくさん置いてあって…。今度ゆっくり本読みに行きたいと思ってしまった(笑)
本日の演奏者様。

arkz-2 : 山下衛(drums)スズキヒロユキ(guitar, bass)
Blume : 長沢哲(drums, percussion)勝賀瀬司(guitar)

内容はライブというよりセッションと言った方がよいのかしら。とにかく楽しかった。こう、いえーい!ひゃっほーい!っていう楽しさじゃなくてふふふー・*:.。. .。.:*・゜って静かに盛り上がる感じなんです(笑) 特に今日みたくどんな音が出てくるかわかんない音は殊更です。
■ARKZ-2
本日鈴木さんはギター2本をベース1本。…あれこのひとベーシストだよね?(笑) この鈴木さんがとにかく予想しない動きでひたすら驚く。アタシ、ギターをあんな風に使うひとは初めて見ました。びっくりだよ!(笑) いい意味でルールなんてないのねえ、としみじみ。つかあの人うますぎると思うんだ。指の動きおかしい。蛸かっていう。そして笑顔が眩しい。
山下さんはいつもにまして小道具多かったなあ。あの連なってるベルの音が綺麗でうっとり。あの音すごい好きだわ。いいなあれ、ほしい。使わないけど。今日はひたすら真横から見てきました、ツーマンの時の後ろ姿も貴重新鮮だったけど、今回みたくあんな至近距離で真横から見るなんてこれもまたなかなか無いよな。気が付くと足元をガン見してる自分\(^o^)/ なんだろ、多分バスドラの音がすごい好きだからだと思う…よ?
大体20分程の演奏。どの辺りが即興でどの辺りが作りこんだモノだったのかがよくわからない(笑)
■Blume
ARKZ-2のあとはBlumeのおふたり。こちらもすごかった。ARKZとは全く違う方向で、静かな中にふわって盛り上がるところがあるというか。聴いててジブリ連想しちゃったんだよね。トトロがすげえ暗い鬱蒼とした森ん中いる感じ。
長沢さんのドラムセットも変わってて、鉄琴あったり。それがまた綺麗な音色でさあ。あとウインドチャイム。これすげえ綺麗だった。静かな曲調の時に鳴らされるのは勿論単純に綺麗な音なんだけども、こう、普通に叩いてる合間にパシュンって鳴らされるのがすっげカッコよかった。ウインドチャイムなんてしゃららららーん、って鳴らしてるのしか見たこと無かったからさ。
そして勝賀瀬さんのギターやら色んな音とハマっててすごいなあ。って。てかあの小さい箱であんなにも色んな音を出してループさせて音変えてって出来るってすごい。もう全然意味わかんないよね。どうなってんのあの箱は(笑)そしてあの箱でどうしてあんなにも色んな表情の音が出るんだろう、ああいうセンスはただただ脱帽状態です。
■ARKZ-2+Blume
ふたつのセッションが終わって、4人のセッション。これもまた楽しかった!だって全くタイプが違うドラム2台だよ。それだけでもう楽しい。そしてギタリストなんだかベーシストなんだか分からない鈴木さんに箱を操る勝賀瀬さん。当たり前に知らない曲なんで、次にどんな音が出てくるのか、どんなリズムになるのか全然予想も出来ず。昔はそういう音、全然好きじゃなかったんだけどな。結構型にハマったもんが好きだった。や、それはそれで今も好きだけどね。素人には一見ぐちゃぐちゃというか、考え無しに見えるところも、実際そうじゃなかったり、後でハマっているのが分かるとすげーなーって思う。うん、そんな考えてないところもあるのかもしんないけど。
メロディーを追わない音楽もいいなあ。多分こういうのは生で見て聴いてこそ楽しいのかもしれないね。

というわけでなんだかんだ2時間弱楽しませて頂き、大満足の本日のイベントでした。お片付け中にお話しながらドラムセットとかまじまじ見させてもらっちゃった(´д`*) 中入らせてもらったんだけど、ドラマーはああいう風景を見てるのかーとしみじみ(笑) 終わった後を含め、本当にステキな1日だったわ。

■おまけ
終わった後に行った居酒屋さんにて。シャアはどこだ。